2020年 国家総合職経済区分向け対策会開催及び募集のお知らせ
DEAL - 2020年度国家総合職経済区分対策会
みなさんこんにちは、長らくブログを更新していませんでした。
急ではありますが、下記日程で実地される2020年度国家総合職経済区分の対策会を開きます。
◎総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)
申込受付期間(インターネット) 3月27日(金)9:00~4月6日(月)
第1次試験日 4月26日(日)
第1次試験合格者発表日 5月8日(金)
第2次試験日(筆記) 5月24日(日)
第2次試験日(政策課題討議・人物) 5月26日(火)~6月12日(金)
最終合格者発表日 6月23日(火)
2月2日より、基本的に土日に対策会を行い官庁訪問終了まで、内定につながるための対策会をしていきたいと思います。
概要
初回は選抜試験を行います。概要は下記のとおりです。
日時: 2020年2月2日(日)午後13:00-16:00 ※個別に日程調整可能
場所: 渋谷(詳細は応募者に追って通知)
料金: 月額1万円(初回は選抜試験につき無料)
講師: 当ブログ運営者 たいそん(国家総合職経済区分一桁合格)
対策会の内容
1次試験前
・上位合格を目指す国家総合職受験の戦略について
・1次試験向けの過去問演習及び要点説明
1次試験後2次試験前
・論述試験の要点および人事院面接の肝・政策論文演習
2次試験後
・官庁訪問対策
対象者
・2020年の国家総合職経済区分を受験する方のうち、特に上位合格を目標とする人
本対策会の趣旨
本対策会は日本を担う力を持った方の助力となることを目指します。
日本の官僚の試験対策が現在大手予備校等では非常に高価格帯に設定されていることを考慮し、運営側の費用を抑えたうえで将来を担う官僚の選抜試験に一石を投じたいと考えています。
あくまでも、強い意志を持って徹底的に対策をする会としてまいる所存ですので試験による選抜形式となる点ご容赦ください。
自分が国を動かすと強い意志をお持ちの方をお待ちしております。
応募方法
下記メールアドレス宛に
所属大学・学部・年齢・名前を明記の上応募の旨お伝えください。
taithon.econ アットマーク gmail.com
結果を出すための努力の仕方。
はじめに
22歳の時に初めて走ったフルマラソンで3時間を切った経験がある。これは市民ランナーのTop3%にはいる記録で、一つの目標とされている。高校時代に陸上部の長距離に所属していたが大学時代に運動とかけ離れていた自分が、練習を再開して3ヶ月で好記録を出せたのは決してまぐれでも実力でもなく「ゾーン」に入っていたからだ。
「ゾーンに入る」というのは、スポーツの世界でよく使われる言葉だ。これは極度の集中状態にあり、非常に前向きな気持ちで物事に取り組むことができる状態と言える。
このゾーンは、スポーツだけではなく勉強においても存在すると認識している。少し注意をしたいのは、ここでいうゾーンとは試合や試験中に一時的に起こるものではなく「日々の練習や勉強の態度」への集中具合として捉えてもらいたい。
このブログでは自分が過去に国家総合職で一桁合格したことでその経験からいかにして勉強すれば合格できるのかを記事に起こしてきたが、それ以上に「いかにして目標を達成する精神状態にするか」の方が重要で根本的な課題だと感じるようになった。そこで、勉強とスポーツで経験したこの体験のエッセンスをまとめあげておきたい。
タスクの失敗が目標の失敗に繋がるという錯覚
人間は不思議なことに「自分はこのままではいけない」と思う心の作用が働く動物だ。進歩を是として、停滞を悪とする本能が精神に根付いている。そこで、「何かに頑張ろう」「結果を出そう」と挑戦を何度もして、何度も挫折する。
例えばいまのび君は高校1年生で中間テストで学年120人中50位だったとする。そんな彼が「次の期末試験で学年一位を取る」と言うのは簡単だ。
のび君は次のテストまでの2ヶ月間毎日10時間勉強をすれば達成できるはずだと考える。
一念発起した一日目の月曜日。彼は朝4時50分のアラームで起き、2時間の勉強をする。朝食をすぐに済ませ、自転車で高校に通学、時間割は国語・数学・英語・体育・生物・日本史だ。体育以外の時間と間の休み時間に内職を続け苦手の英語にほとんどの時間を費やした。次の試験範囲の文法と英単語の勉強を繰り返し、部活動を終え帰宅。19時の時点で今日の勉強時間は6時間だ。
残りは4時間なので夜ご飯を食べ風呂に入り、すぐに勉強に取り掛かる。初日は英文法でまだ終わってない部分をスマホをいじりながら攻略し、23時50分なんとか10時間勉強を達成。24時30分にベッドに入りすぐに眠った。
次の日のび君は朝7時30分に起きた。鳴り響いたアラームは自分で止めた記憶すらない。学校に着いてからも眠気から授業の内容が頭に入ってこない。帰宅後2時間程度勉強し「明日のためにしっかり寝よう」とはやめの10時に就寝。
こののび君が次の期末試験で取る順位は何位だろうか?
彼は挑戦を開始して、確かに努力をした。一位は取れるだろうか?
最初に設定した10時間を達成できないために彼は途中で「1位を取ることは無理ではないか?」と感じるようになる。そうしてこの勉強の挑戦が1週間続くことはなかった。何が彼の努力を止めたのだろうか?
高校生なら試験対策のために一日10時間勉強をしてみるというのはわかりやすい目標でやってみた人も多くいるだろう。しかし、これでもうまくいった人とそうでない差はなぜ存在するのか。
10時間勉強というのは非常にわかりやすい数字で、そこには「達成したか否か」という2極がある。これは日々のタスクであり、目標ではない。目標はあくまでも「定期試験で1位を取る」などの今日明日に達成できないもので、だからこそ価値のあるもののはずだ。単純な努力というのは10時間勉強のような目先のタスクに目を奪われてしまいうことだ。そうすると、「タスクの失敗が目標の失敗に繋がると錯覚」してしまう。
結果に必要なもの
なぜのび君の努力が継続できないものなのかといえばタスクに追い詰められ「やらなければ自分はダメだ」という感覚に陥るためだ。強迫観念がうまく作用することはあるが、これではゾーンに入ることができない。ゾーンに入れば「毎日の勉強が楽しい」「寝る間も惜しんで自分からやりたくなる」というような精神状態になる。行動の中心が目標になるのだ。
そのために彼に足りなかったものを語るうえで、一度フルマラソンの話に戻ろう。
3ヶ月間の練習を始めるにあたり、常に意識していたことが「これが成功すればどれほどいいことがあるか」という妄想だ。
マラソンを友人と始めたため、初フルサブスリーはなかなかに価値のあるということはコミュニティー内の共通認識だった。そのため、「あいつやるやん」というふうにみてもらえるようになる。
これだけだとあまりに餌が少ないので自分なりにどんどん想像を膨らませてみる。なんだったら3時間と言わず、「いつの日か」2時間30分で走ってみれるような状況も想像してみる。
高校生ののび君でいえば「次の定期試験で1位を取る」ことを目標にする中で、例えばもし目標を達成したら親にバスケ部で使うシューズを新しく買ってもらうなどの約束をお願いしてみるのも手だ。また、気になる人に目標を達成した時に想いを伝えるというのを自分で決めておくのもいい。「これを達成した時の自分には自信がついているはず」という事実を使って何ができるかを考えておく。
とはいえ、これだけでは先の話で二日目からの寝不足からおきた勉強時間の減少を解決できない。そこで「目標」を決めてからは
・より小さな目標
・より大きな目標
を立てていこう。
方向修正のためのより小さな目標
先の話での導入部分で書いたが、
「のび君は高校1年生で中間テストで学年120人中50位だった」
「のび君は次のテストまでの2ヶ月間毎日10時間勉強をすれば達成できるはずだと考える。」
とあるように、のび君は多くのことを見落としていた。
別の言葉で書くと
49人自分より成績がいい学生がおり、彼らと自分の点数の差を認識していないのだ。
話を簡略化するため、主要科目の英語・数学・国語のみ各100点満点の試験としよう。
のび君は
英語が65点、数学が80点、国語が70点の合計215点だったとする。
それに対して、学年トップのでき君が
英語が95点、数学が97点、国語が98点の合計290点だったとしよう。
もちろんより多くの点数を取れれば話は別だが、単純に考えてしまうとのび君ができ君に勝つには、英語で30点、数学で17点、国語で28点の差を埋めなければいけない。
ここでのび君は10時間勉強をする前に考えてしまう。
「化け物じゃね?」
当然だ。235点ののび君からすれば290点のほぼ全ての科目で満点近い点数を出すでき君など雲の上の存在に見えてしまう。そして恐怖する。
「でき君はもしかすると次のテストで全教科満点取るのではないか?」
「一位はどうあがいても取れないのではないか?」
「そもそも勉強してもそんなに成績が上がらなくて無駄になるのではないか?」
これが努力を妨げる精神状況だ。しかし、実はこのよくある思考回路に成功の秘訣があると感じる。人間は失敗についてはトップダウンで具体的に考える癖があるが、成功についてはそうではない。
のび君は実はしずちゃんが好きで、「頭のいい人が好き」という彼女の言葉を聞いて一念発起した。そこでテストで一位をとってやろうというのが彼の本心だ。
ここで重要なことは、のび君に取ってはしずちゃんに気に入ってもらえれば順位などどうでもいいことだ。そして、しずちゃんに好かれうる人間という自信がない彼が勉強で結果を残したいと考えているということをしっかりと認識すればいい。
のび君はまず、「頭がいい」ということを学年1位としたが、もちろん学年5位だって頭がいいと言われるだろう(しずちゃんが2位でなければ…)。
少し落ち着いてまずこの学校で学年5位のスネ君が何点だったかを調べ、
英語が90点、数学が92点、国語が86点の合計268点だったとする。
「化け物」のでき君に比べれば、学年5位のスネ君は「オオカミ」くらいに見える。そう、まずは「これなら勝てるかな?できるかな?」と思える目標に切り替えることで人間はモチベーションが湧く。
さらに学年10位を調べてみると、ごう君が
英語が91点、数学が80点、国語が88点の合計259点だったとする。
つまり学年5位と学年10位の間には9点の差しかないが、学年1位と学年10位の間には31点もの差があるのだ。
テストという満点が存在するものからすれば、でき君の点数はのび君に数字以上の恐怖を駆り立てる。しかし、スネ君やごう君の点数ならば「多少ミスをしてもしっかり頑張れば達成できそう」と思えるだろう。
もちろんのび君は1位を目指していいのだが、こうして考えることで「心にゆとり」を持つことが大切なのだ。それは「多少の失敗は許される」ということに他ならない。
こうなればもはや一日勉強10時間というのは必要ないことがわかる。
「スネ君やごう君よりも勉強しつつ、でき君と同じくらい勉強してみよう」
と考え、でき君に一日の勉強時間を聞けばなんと授業の時間以外で3時間というではないか。
のび君は毎日、3時間1分勉強することを目標にした。
より大きな目標
「毎日でき君よりも1分以上長く勉強している」という日が2週間続いた時に、のび君は苦手だった英文法の試験範囲を3周していた。この時彼は明らかに勉強を開始する前に英語に対する苦手意識が薄れていることに気づく。
「あれもしかして僕できるやつじゃない?」
となった彼は、毎日勉強する最中に「2年後東京大学に合格する」自分を妄想するようになる。勉強が楽しいのだ。小さな成功体験と、妄想は希望を与える。
のび君は確かに今定期試験の順位を上げることを目標にしているが、その先を見るようになった。こうなればゾーンまでは近い。
ゾーンに入る時には、小さな日々の成功体験や実感とものすごく大きな目標が精神に良い影響を与える。東京大学の合格に比べれば学年1位は小さな目標に見えて来れば、でき君を化け物と錯覚することはなくなる。
努力の初期段階においては「こうしなければいけない」という重い物を課すのではなく、「これなら効率良くできそうだ」と思えるものに取り組み、自分の成長に合わせて目標を大きくする。そうすれば期末試験での順位はゲーム感覚になってるはずだ。
この例はあくまでも例だと思われるだろうが、しずちゃんという存在はいなかったにしろのび君は高校時代の僕だ。のび君は東京大学には受からなかったが、期末試験で1位を取った。化け物なんて存在しなかったのだ。
あなたはこの単純な問題を5秒以内に確実に解けますか?
はじめに
今から非常に単純な問題を出します。5秒以内に答えを出してください。
5秒以上かかった人は、「5秒以内に答えを出す方法」を書きましたのでそちらを是非みてくださいね。
では、問題
Q. 37 × 43 を求めよ。
5秒以内に答えを出す方法
問題を見て「計算苦手だから無理」って諦めた人。この解説を見たら多分できますよ。
37と43ってかけるととってもいい数字なんです。
それを説明するには高校数学で習ったある公式が役に立ちます。それは
という公式です。一応導出をしっかり書いておくと、
ということです。僕この式を初めて見たとき「うわぁ!なんてスタイリッシュなんだ!」と感動したことを覚えてます。
だって、真ん中のうざい項が消えて、2乗項だけしか残らないんですよ。
因数分解するより展開された式の方がシンプルなんて、最高じゃないですか。(何が)
さて、本題に戻りましょう。いまとおいたらどうなるでしょうか?
となることがわかりますね。そう。37×43はと同じなんです。つまりなんです。
僕計算好きなんですけど、普通に37×43をやったら10秒以上かかっちゃうと思います。
でもこの計算方法なら2秒で出ます。まじで。
「二桁の計算?俺の人生に関係ねぇから」って思ってるそこのあなた。ちょっと次の問題解いてみてください。
17×23
どうですか?
5秒以内に解けちゃったんじゃないですか?
もう、人生に関係ないとかどうでも良くないですか?
ちなみに
この方法って2桁ならワンチャン普通に計算した方が早いんですが、3桁ならマジやべぇっす。
たとえば
195×205
とか, 39975って爆速で出ちゃいます。もうホンダの隼もびっくり。
掛け算ってなんだか「足していく」感覚あるじゃないですか。
でも
この公式は掛け算するときに「引く」という選択肢を与えてくれるんです。
だからとってもスタイリッシュでかっこいいんですよ。
ルーティンをいかに効率化させるか。
プログラミング魅力
思えばコーディングを楽しいと思えたのは自分はいつもちまちまやっている作業をコードで書くと0.01秒で全てやってしまえるという体験をしてからだ。
そして、同様に手計算ではできないようなものを一瞬で計算してしまえる計算機能力は、自分が100人以上の能力を発揮できることに気づいた機会だと思う。
もちろん扱えるものには限度があって、未だ人間が細かいところに気を使わなければならないことはごまんとあるだろうけども、知識を養えばほとんどのことがコード化できて、かつ、社会的にいいと思えるものを提供できるわけだ。
これを使わないわけにはいかないだろう。例えば教育に関して今までは高校教師というのは授業をしてものを教える立場にいた。でも、たまたま教員として目の前に立っている人間の教授能力が高いかどうかわからないし、一人の人間の経験値に依存して生徒の受ける授業に質が変わるのも疑問が残る。
であれば、教えるということに関してはもっと資本集約的な、つまるところ、労働によるのではなくて行われるべきではないのか。というのが最近の僕の考えていることだ。
教師という立場の人間がやるべきこと。
では、そういう世界が。つまりは知識的な側面に関しては効率的に学生に蓄積させることが機会的に可能になったとしたときに現在の高校教師などの役割として特に重要な部分とは何になるのかを考えてみた。それは「学生と心を通わせ、一人の良き友人である。(模範的な友人である。)」ということなのかと思い至った。今現在では、教師と生徒という関係性はある種の主従関係であるけども、知識に関して完璧というものはない。完璧ではないのにもかかわらずあたかも自らは完璧に物事を知っているかのごとく振舞うなければならないのが「聖職者」といわれるところの教師の役割であって、それはいびつだと感じる。つねに知識は新しくなる。皆不確実な基にいるのだ。それであれば、ちがうかもしれない、しかしながら暫定的にはこう言えるのではないか。ということを示すような友人としての役割を教師に課すべきではないだろうか。
いじめ問題に代表される学内での問題に教師が以上に叩かれることがある。
正直に言って、教師という役回りはは非常にコスパが悪い。
部活の顧問、教育、そして学内の人間関係に関してもつねに気を使わなければいけない。
しかしその全てに負担を強いるべきではなく、分業はすべきで、特に効率性を求め機会的に考えることができるのが知識的側面だと僕は考えた。システム化により教育を全ての人に与えることはこういう側面も可能にするものだと信じている。
いつかやろうと思っていた。
誰かに会えば必ず「教育に関心がある」と言っていた
人生で一番お世話になったと感じる人が誰かといえば、12歳の時に中学受験のために通っていた塾で数学を教えてくれていた先生だ。僕は結構好奇心旺盛な子供で落ち着きがなかったので座学なんて合わないと親に思われていたらしいけども、その先生の講義を聞いていて思いっきり算数が好きになった。
中学の時にすでに将来の夢が「塾の講師」ということを言っていたのを覚えている。先生の影響が強かった。でも、そのあと高等教育とやらを受けるに従って、特に経済学を学んでからというもの「システム設計」が肝で、適切なシステムを設定するとみんながうまく動いてくれるからそういう社会システムを構築する側に回らなければならない。という考えになるようになった。
しかし、自分の教育に対する関心というものは尋常ならざるものがあって、これがライフワークとならないのであれば本当に仕事に打ち込んでいいものを作れるのだろうか?と自問自答する日々が続いた。
しかも僕は、人類の知のフロンティアの開拓をしたいのではなく、より多くの人が教育を受けられる社会にしたいのだということにも気がつき始めた。
そこで、始めることにした。人生で「これをやる」と言ったものに取り組んでみることにした。今まで自分が「やらなければならない」としてやっていたことは精神的ストレスや負担が強かったが、自分が心から価値があるものだと思えることをやることはこんなにも楽しいのかと毎日驚かされている。
民の立場から関わることを選択した
福沢諭吉の学問のすゝめを読んだことは自分に今でも影響を与え続けている。過去にそんな記事書いたので参考にして欲しいんだけれども、
ぼくはやっぱり
「自分がいいと思ったものを自分で責任をもって作ってみる」
という体験が少なかったのだと思う。そしてこれが自分がしたいことでもあり、挑戦でもあると思う。今人生で一番リスクを取っているなと感じる。
それなのに毎日のように活力が生まれてくるのは、
「絶対に価値があり、世の中にとって意義のあるものになる」
という確信だ。
そして、もし同時に「やったほうがいいのではないか」というものをいつまでも棚上げにせず、「やってみて評価している」という段階にいるせいだと思う。
今何の負い目もなく没頭している。
ぼくはこういう時間が好きだし、こういう生き方をし続けていきたい。
自分がいいと思うものをどんどん作って、本当にそうなのかどうかの確認作業。これの繰り返しをしたい。
いつかやろうと思っていたことが今やれている幸せ。
これが生きがいやな。
公務員のコミュニティー形成をしたい。
18歳を超えるとコミュニティーについて敏感になる
高校まではクラス
18歳になるとほとんどの人が高校を卒業するが、そこでコミュニティーに関して変化が起きる。クラスという形で与えられてきたものが、自ら形成するか・既存のコミュニティーを見つけ出して自分からそれに入っていくか、はたまたコミュニティーに参加せずに一人の時間を大切にするか。
地理的にコミュニティーが拡充していない地域では望まずとも他者と関われない時間が多くなることもある。一方で、コミュニティーが多くある東京でも既存のコミュニティーに参加するというのはハードルがあるし、そもそもないということもある。
自分で動かないと人と関係性を保てない
大学生になって以降痛感したのは、人との関係性とは自己努力によって保たれることがほとんどだということだ。もちろんその時々で仲の良い友人は存在するが、その後コミュニティーが変われば共通する価値観に差異が生まれ始めている(元々あったものを再認識しなけらばいけない)こと目を背けられない。そこで友情が試されると感じる。自分がそれ以降も「価値観が違う人」と関わり続けるか、それとも縁を大切にして交流を続けるか。
もちろん最も良いのは気兼ねなく関わり続ける間柄だ。そういう関係性はなかなかに得難い。これは本当にある種の運だから置いておいて、今関わりたい人と関われるようなコミュニティーが公務員を目指す時つくりにくいなと感じる。
「一緒に頑張る」必要性
チェック機能
公務員試験を目指す上で一緒に勉強するというコミュニティーは多くない。それこそ欲しければ予備校に入るというレベルだろう。なぜなら「同じ試験区分を受けて本気で目指している友人が欲しい」と思うからだ。
そういう友人がいれば、触発されるとともにお互いに交流する以上自分がどれだけ勉強しているかを外部者から監視してもらえることになる。それによって「あの人に負けないように頑張ろう」とか「彼があれだけやってるんだから私も」というように刺激を受ける。これがまず欲しいだろう。
モチベーション維持
1日5時間を勉強を3ヶ月自室でやり続ければほとんどの人は発狂しそうになる。
今日学んだことを、新しく知ったことをそれが正しいのか、はたまた頭に浮かんだ関連のアイデアを他者に語り共有し、そして再認識する作業が欲しくなる。そうすることで知識が整理されるとともに「なるほど、面白い」と感じて次の知識共有の場に向けてさらに勉強したくなる。つまり知識共有の場があることは学ぶ意欲を掻き立てるとともにそれ自体、短期的な目標になる。
情報収集速度
それぞれが互いに学びあったことを持ち寄るので一人で学ぶよりも知れることが一気に多くなる。何より自分がまだ知らないことを知っている人がそのコツや、やる上での肌感、トライアンドエラーについて語ってくれればそれだけで自信につながる。学ぶことには最初「理解できるだろうか?」という恐怖が先行する。その恐怖を打ち消し、楽しさを抜き出してくれるのがコミュニティーで人と関わることで得られる価値的なものでだ。
知識交換と交流の場を
マインド共有してともに頑張るコミュニティーが欲しい
ここまでかいたら、本気で勉強しているメンバーが集まり合って意見交換するコミュニティーがあって良いと思う。それこそ国の仕事をどういうモチベーションで将来やっていくのかというのを互いに考え合うというのも有意義な時間だろう。
DEALがそういう場になれば良い
と僕は思っている。もちろん一つの形として。
いまは過去問解説動画を僕の方から提供していってるが、そのうちにメンバー同士が関わりあって、僕の方からも東京で勉強会なんかを開いてマインド共有をしていきたい。そういう可能性を秘めているし、僕はやはり人から学びたい。まだまだ知らないことがたくさんあるのだから、知ることに対する障壁を減らしていかなければいけない。
無料オンライン講座、はじめました。
DEAL
先日からこのブログで何度か言ってた無料で学べるオンライン資格講座を今日の14:30に公開した。思ったより時間がかかりつつも、濃密な時間の使い方をしたので本来かかる時間よりかはかなり短く完成した。
DEALという名前のサイトなんだけども、どういうものか詳しくここでまとめておきたい。
提供内容
サイトは無料会員登録をした人に公務員試験の過去問解説動画をすべて無償で提供するというものだ。現状は
- 国家総合職
- 国家一般職
- 国税専門官
の数的処理に関して118本の動画を掲載している。(一本平均8分程度)
おそらく、予備校や他のオンライン講座であればこれだけで数万円とるような内容だろう。全部無料でみれるので安心して使ってほしい。
解説動画の講師は全部たいそんがやりました。僕について知らない人は信憑性も低いと思います。
それを埋められるパーツは現状国家総合職(経済)を一桁合格したという事実しかない。あんまり自分の過去のことを掘り下げるのは嫌いだけども、事実は事実なのでこの実績をフル活用して社会的にいいものを作っていく糧にしていくつもりです。
今後の行動
DEALでは一週間に50~60本程度の解説動画を随時更新していきます。計算すると12月末までには3試験の1次試験の過去問解説をほぼカバーできるかと。
今の僕の打ち込み方から考えると余裕で提供できそうですが、もちろんその中で講義動画の質を向上させていくとともに利用者の方からの忌憚のないご意見をしっかり吸収して修正も必要にはなるかと思います。
しかしながら、僕は凝りすぎる傾向があるのである程度
"Done is better than perfect" の言葉を念頭に、
「まずは存在しないものを形成し、より良いものに変えていく」
つもりです。ある程度コンテンツには自信を持っていますが、最高のものを提供するためには利用者の声をしっかり聞いて改善していかねばなりません。その意味でも、より多くの方に使っていただければ幸いです。
理念
理念は3つありますが、その前におそらく多くの人が「なぜ無料で解説動画を提供するのか?」ということに対して疑問を抱くでしょう。
この質問に答える上でもDEALの理念を伝える必要があります。その一つは
1. 学ぶという機会は、平等にすべての人に与えられるべきである
ということです。
国の公務員になるために、なぜ高いお金を払って対策するのでしょうか?
公に仕えるための対策に教育の機会格差が混在することには疑問しか抱きません。
もし国が過去問の解答のみではなく解説も含めて提供すれば少なくとも格差の是正がなされるはずですが、それをしないのであれば逆にそれが私的なセクターからすべて埋めるしかないでしょう。
誰かがやればみんなが得をすることをするのが”公共”にのみ許されたことではありません。だからDEALの理念の二つ目に
2. 自分がやる
ということを掲げておきたいと思います。
どう考えても社会的にやっておいたほうがいいことが、市場原理でしか満たされないというのは"合理性"のもとではそうかもしれません。しかし、一人くらい"非合理"な人がいてもいいじゃないですか。それが僕だったって話です。
さて、堅いことを言いましたが、そもそもの目的として学ぶということは人間にとって非常に楽しいことだと思います。昨日知らなかったことが新しくわかると前進していることを痛感して生きがいを感じます。僕はこれに魅了されました。人に講座を提供する自分自身が、教えている側よりも前進していなければそこには傲慢があるし、魅力が低いと感じます。ですから、楽しく溌剌とした人生を過ごす時間をみなさんと共有したいという希望を込めて
3. 昨日知らなかったことを、今日知ろう。
という理念を掲げておきます。
目標
短期的にはすでに述べた3試験区分の1次試験に関する過去問解説を年内に提供すること、そしてその後一般に出回っていない
2次試験の解説動画
も年明けごろから2017年の本番対策としてしっかり使える時間感覚で提供していきたいと考えています。それより後のことは、どれだけの人がこのサービスを使ってくれるかに依存します。
この国の教育を美辞麗句を語り机の上でとやかく言う人はごまんといます。
しかし、建設主義的な態度をもって教育に必要なコンテンツをしっかり拡充させていきます。そして本来の目標である教育格差の是正に向けてひた走っていきたいと思います。
このDEALというサイトはその目標へのハシゴです。
これから一緒にハシゴをみなさんと登れることを楽しみにしています。