しっかり統計学を学び始めたい人に薦めたい本 厳選4選

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ある程度数学ができて(線形代数や解析を一応学部でとった覚えのある人)

統計学を理解してみたいと思う人は以下の4冊のうちから興味のある物を読んでみることをお勧めする。

 

計量経済学

 

計量経済学 (y21)

計量経済学 (y21)

 

 線形代数を知っていて計量の理論的側面を学び始めたい人は

これを読んでおかないと損ってレベルで分かりやすい

線形代数知らない人、ちょっと忘れた人も

巻末に付録があるのでその部分だけ学ぶと大丈夫

経済系の学部生や、他学部で経済の大学院考えてる人なんかがよく読んでるイメージ

 

GLM, Bayes, MCMC

 

 

 ベイズの勉強しはじめで「Priorなにそれおいしいの?」状態の時に読んだ本

今回紹介する本の中で一番読みやすいと思うので是非皆に読んでほしい。

なんでこんなにわかりやすく解説できるのか全くもって謎。

ベイズはプログラム組むイメージだけどこれはそこらへんのことはあんまり触れてない

実際に回したい人はまた他の本紹介しますが、少なくとも読んでない人は読んだ方がいい

 

 

GLMのより詳細な本

 

一般化線形モデル入門 原著第2版

一般化線形モデル入門 原著第2版

 

 

 「一般化線形混合モデルって何そ(ry」

上2冊よりかはちょっと数式多いと思うけど、MLEの下りとかだけでも読む価値が十分にある本。著者が医療統計系の人みたいなので応用の話もそっち向けです。

だけど医療統計関係ない統計学勉強したい人にもおすすめ。

解説の分かりやすさに震えた。

 

パターン認識と機会学習

 

パターン認識と機械学習 上

パターン認識と機械学習 上

 

 

この本は機会学習のバイブルですね〜。めっちゃ有名な本です。

機会学習の話は実際下巻からメインな感じですけど僕は上巻からも十分学ぶことが多かったです。巻末の付録も充実してますし説明や問題演習が本当に細かいのでありがたい。

ただちょくちょく物理学の側面から見た話がでてきて、僕はそっちはうといので読み飛ばしていた。予測って意味ではこの分野非常に面白いと思いますし、最近はパッケージとかも増えて案外すんなり使えたりすると思うので興味がある人は是非。

下巻を読む準備にもなるので一石二鳥ですね。