選択肢に迷った時に考えたいこと。
春休みに入った大学の後輩達の相談事にのる機会が多い
大体は勉強に関しての相談事で特に選択肢に迷うっている子がメインだ。
大体、選択肢で迷っている人は
① やりたいことがない
② やりたいこととやらなくてはいけないことが違う
③ やりたいことが複数ある
のどれかだと思っている
その上でそれぞれに関して大体僕がいつも言うことをまとめておく
やりたいことがない人
時間があれば、やりたいことがない時はやっていることに集中するのが良いと思う。
今自分がやっていること(たとえそれが課されている物でも)を質の高いものにすること
たとえそれが勉強だろうとなんだろうと同じ。
といっても就活などではそうもいってられない。
時間制限がある物においては話は少し別だ。
例えば就活などで「いきたい業界が決まっていない」という人がよくいる
なぜか聞いてみると「やりたいことがないから」という返答が来る。
確かにその場合軸がないので迷うことも多いだろう。
しかしそういう時に最も不足しているのはやる気や興味ではなく「情報量」だ。
「どの企業がどういうことをしているのか調べるのが面倒だからしていない」
「どの企業が何やってるか分からない以上、どこに入りたいかも分からない」
ということだ。
なので、そういう時は本を読むことをお勧めする。
人に話を聞くのもいいとは思うんだけど、ある程度知識がないと突っ込んだ話ができない。
また相手は自分の話したいことを話すので体系的に仕組みを理解することは不可能
よってやりたいことが分からない人は
・今やっていることの質をあげる
・知識不足を補うために本を読む
の2点を推奨する。
やりたいこととやらなくてはいけないことが違う人
「大学の勉強が将来やりたいことと異なっていて負担」
という相談だったと記憶している。(すこしぼかしているけども)
その子は責任感の強い子なのでグループワークで他の人がやらない時自分の負担を増やしてしまう。しかし、内容は別に自分も関心があるわけではなくもっと時間を割きたいことはある。なのでやめたい。こういうことだ。
これに対してまず迷っているということは周りとの兼ね合いも考慮しているということ。
こういうときは
・やりたいことをより明確にする
事が一番だろう。
やりたいことという時に抽象的に考えて時間軸を見ない人が多い
やりたいことができたらまず「プラン」を自分なりに考えてみるべきだ。
そのとき、今やっていることが負担ではあるけども「継続可能」であればやるべき
過去の自分が一度決めたことを簡単にやめたら新しいことも途中でやめてしまう
しかしながら、もし「継続不可能」な時間軸なときは今やっていることをやめることはそれほど難しくならない。
なぜ悩んでいるかと言うと「ある程度やったら後々やめる選択肢」があるからだ。
急にやめるよりも反感も少ないだろうし、自分も「途中でやめてしまった」という負の感情がわくこともない。
しかし「継続することでやりたいことができなくなる」と問われるのであれば、ほとんどの人は継続しないことを選ぶことだろう。
今時分がやりたいことは急な路線変更を要することなのか?
そこらへんが浮かび上がるくらいには明確にプランニングしよう。
やりたいことが複数ある人
まず一つが比較的短期間で終わる場合…
僕はかならず「一つ」がある程度できるようになってから次をやることを推奨する。
例えば公務員試験の話でやらなければいけない科目が複数ある場合も
「重要な分野から1科目ずつ軌道に乗せること」をすすめている
複数個を同時並行する場合は時間管理もしなくてはいけないしなにより
「一つがなかなか終わらない」のが難点だ。
「終わらせる」というのは「完璧にする」 のではなく
「その界隈の人と話ができる」レベルと思ってほしい
そうすると日常的にその話題に関心を持ち勉強以外のところや努力以外のところで知識が溜まっていく。
しかし、興味が分散すると複数の話に意識を分散させる必要がでてくる。
人間は「なれると自然にできるようになる」生き物なので
「なれるまでの時間は掛け持ちしない」事を覚えてほしい
最後に
人に相談することは自分安心感が足りないときだと思っている。
だから相談することは決して悪いことではない。
しかしながら、相談して相手に意思を決定してもらうことは避けよう
そうすると、かならず「相手のせい」にしてしまう。
相談してより冷静になった頭で自分で選択をする。
その自己選択自身が目標に対しての原動力になると僕は思う。