Twitter 費用 30分講義まとめ
【費用①】
今日からは企業行動に関してのお話です。効用のお話って一人一人の人がどう行動するかでしたが、ここでは「ある企業の行動」について分析していくのです。企業は「営利目的」ですので「利益」を最大化します。「効用」ではなく「利益」です。ここで「利益=売上ー費用」を確認しておこう。
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) January 22, 2015
【費用②】
さて、利益というのは売れた額(売上)からかかったお金(費用)をひいた物です。例えば僕が鉛筆を50円欠けて作って(費用)、120円で売った(売上)としたら利益は70円ですよね。
このように利益と売上は違うことと、利益は売上と費用の差額であることはしっかり叩き込もうね。
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) January 22, 2015
【費用③】
今回はその利益を求めるために必要な「費用」について注目しよう。まず、かかったお金の合計額を「総費用」とよぶとすると、それは「可変費用」と「固定費用」に分けることができる。可変費用っていうのは物を作る量が多くなればなるほど多くなる費用で、「固定費用」は量に関係なく一定。
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【費用④】
具体例としては
可変費用:人件費
固定費用:設備投資・建物代
ぼくがソフトクリーム屋さんをしたとすると、売れる時間だけ働けば僕の人件費はコントロールできるけど、店の維持費自体は変えられないよね?
ここの例では僕の給料が可変費用で店の維持費が固定費用なんだ
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) January 22, 2015
【費用⑤】
さて、経済学ってようは「いまからどうする行動する?」って感じです。固定費用って店の維持費だから一回払うと後戻りできないんだよね。だから「今からどうする?」って部分に固定費用は影響しない。もし一億円投資して起業しても、働けば働くほどさらに借金が増えそうなら働かないよね?
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【費用⑥】
でも、もし一億円の投資分を少しでも取り戻せそうなら。
言い換えると、一億円払ってしまったあとに「1円でも利益が出そうなら」
仕事するのが合理的だよね?
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) January 22, 2015
【費用⑦】
固定費用は無視するので何に注目するかと言うと可変費用。
さらに限界費用という考え方があって、これは「次一単位、物を作る時にかかる費用」なんだけど、固定費用は変わらないからかhん費用がどれだけか悪かって事です。この限界費用はよくMCと略されます。
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【費用⑧】
なんでこの次「一単位」の費用をわざわざ考えるかと言うと、「次の一単位を生産するのは得かどうか」っていうのを評価するためなんだ。
もし次一単位作ったときの売上が、限界費用より大きいなら利益が出るはずだからつくるはず。もし限界費用の方が大きいなら絶対損だから作らないよね。
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) January 22, 2015
【費用⑨】
つまり、限界費用(MC)と次一単位作ったときの売上("限界収入" 又は MR )が同じじゃないなら「もっと利益が大きくなる方法」があるはずなんだ。
なんでかっていうと、
次一個70円で作れて、100円で売れるなら作る
次一個100円で売れて、70円で売れるなら作らない
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) January 22, 2015
【費用⑩】
ということは、
「限界費用と限界収入」が等しくないところでは作る量を多くしたり減らすことで利益を増やすことができるはずなんです。
ここの話で「限界費用とか限界収入ってやつは常に一定じゃない」っていうのがミソかな。
限界収入が常に一定とは限らないことを説明しよう!
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) 2015, 1月 22
【費用⑪】
例えば僕がアイスクリームを作るとする。僕の時給は1000円とするね。
最初はやり方が分からなくて1時間で8つしかできず、アイス一個に500円の費用がかかっている。
でも僕は次の1時間でコツをつかんでアイスを20個作ることができた!
一個50円しか費用かかってないね。
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) 2015, 1月 22
【費用⑫】
このように「作れば作るほど一個あたりの単価が安くなる」現象を「規模の経済」をいいます。
なんだけど、もし僕が1日20時間アイスを作り続けたらどうなるんだろうか?アイスが嫌いになるって?それもあるけど、きっと疲れてほとんど仕事できないよね?
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) 2015, 1月 22
【費用⑬】
このように「やりすぎるとむしろコストかかっちゃうやん」っていうのを「規模の不経済」といいます。
この性質から、MC曲線は一旦下がって、まただんだん上がり始める形をとることになります。 pic.twitter.com/fvIhpouq5i
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) 2015, 1月 22
【費用⑭】
さて、今日は
・可変費用
・固定費用
・限界費用
・利潤最大化
の話をしました。
明日引き続き費用の話をするのでそこでまた新しいことを学びましょう!
今日の利潤最大化の話はMC=MRってことだけ覚えたらいいですのであまり悩まないようにね! 終わり!
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) 2015, 1月 22