Twitter 市場の失敗 30分講義まとめ
市場の失敗とは市場の中で取り扱えなかったお話です。外部経済、外部不経済、情報の非対称について書いて最後は公共財のお話をしますね。
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) 2015, 1月 18
まず外部経済ですが、市場を介さずに世の中に利を与えることです。
例えば、JRが新しい駅を作るとその駅周辺のお店が活性化しますね。別にお店がJRにお金あげたわけじゃないけど一方的に利益を享受できました。このようにある行動がいい影響を与えるっていうイメージをまず持ちましょう。
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外部不経済とは逆の概念です。
四大公害病などのように、企業が製品を作るときに排出した物が近隣住民の健康を害した例などが有名です。
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情報の非対称については
モラルハザード
逆選択
シグナリング
レモン市場
にわけていきますよー。
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まず持って情報の非対称とは買い手と売り手の持っている情報に差があることを言うことを前提として聞いてくださいね。
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モラルハザードとは、保険などに加入して気が緩むことです。よく例として出るのは自動車保険の例ですね。
「a君は元々安全運転してたのに、自動車保険にはいったせいで運転が荒くなり暴走族に入ってしまった。」
このときモラルハザードとは暴走族に入ったことでは無く、運転が荒くなったことです。
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逆選択とは、市場が良い買い手よりも悪い買い手を選んでしまうことです。
例えば、消費者金融がお金を貸す時に金利を高くしたとします。別にお金に困ってない人(つまり倒産とか自己破産のリスクが小さい)は無理に借りる必要がないので借りません。
一方、家計が火の車の人は借りるしかありません。
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(続き)結果としてやばい借り手がたくさん借りて行ってしまうのです。
お金回収できなかったら貸してからしたらパーですから、金利を高くするのが必ずしもいいことではないっていう話です。
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シグナリングとは自分の価値や物の価値を知らせることです(いかに他の商品と違うか差別化する的な。)
例えば就活でみんな資格とか書くよね?
それは、「自分は他の就活生とこんなに違うんですよ!」って伝えるためです。
ボランティアしたり起業したーとかいうのもシグナリングです。(続く)
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そうやって自分の価値を相手につたえるんだけど、注意点としては「簡単にできることはシグナリングとして機能しにくい」こと。
TOEIC900はすごいですが、TOEIC500は普通だから意味ない。
しかし、「TOEIC100とった」と即戦力を宣うのは一周回ってシグナリングです。
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あいつ半端ないって。良半端ないって。だって普通できへんやんTOEIC100点ちょいとったこと自慢するなんて。
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レモン市場
アメリカではいい中古車をピーチ、悪いのをレモンといいます。中古車市場で買い手側は同じ型の車の違いがわかりませんがディーラーはよく知ってます。
そこで、書いてからしたら同じ型で値段が安い方を買いたがるわけですが、売り手はもちろんピーチの方よりレモンの方を安くします。
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結果、買い手はレモンばっかり買って市場にはレモンばかりが溢れます(ピーチ売れないから)
逆選択と似ていますが、逆選択は買い手に悪いのといいのがある。レモン市場は売り手に悪いのといいのがあるってのが見分けるポイントかなー。
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公共財とは「みんなが使える」もの。
たとえば道路です。あれみんな使えます。でもそれだと、誰が供給するんですか?
民間が供給しようとしても全ての道路に使用時にお金を払うなんてめんどくさいですしできません。だってみんな勝手に使うでしょ?
だから政府が税金を受け取って供給するんです。
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市場の失敗の話題はそれぞれ解決策があります。興味のあるものがあればぜひご自身でググってみてくださいね。
実はミクロ経済学で政府の役割が必要になるのがこの市場の失敗の下りなので公務員を目指すみなさんにとって興味が出る話題だと思いますので。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) 2015, 1月 18