なぜ問題を解いた数と正当率は必ずしも比例しないのか?

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試験対策上問題演習というのは言わずもがな非常に重要だ。

しかし、その問題演習をいくらやっても点数が向上しない時がある。

なぜなのか?

 

公務員試験の合格の基準は大体6割と言われている。

大勢の受験者が長い期間をかけて対策しているのにもかかわらずこの正答率は、あまり高くないように感じる。

問題が難しいのだろうか?必ずしもそうではない。

8割の問題は「難しい」という以上に「定石を知っていれば解ける」問題だ。

 

ではその「定石」を知らないから解けないということになるはずだが、

予備校や参考書には十二分にそのような「定石」が書かれている。

 

この上で、正答率が上がらない最大の理由は

「定石を知ってはいるが使いこなせていない」

ことに尽きる。

 

問題を解く際に答えを見てあっているかどうかだけ確認してはいないだろうか?

問題を解いた時にわからなかったところを埋めるのではなく「解く数」にこだわっていないだろうか?

 

もちろん一定数以上数をこなすのは大事だが、正答率を上げるためには何よりも

「曖昧にしていたところを解説で復習」することにつきる。

 

問題を解いているけどなかなか正答率が上がらない人は参考にしてほしい。

(もちろん使用している本の問題解説が丁寧な方がいいのは言うまでもない。)