”戦略”を立てることで捗る3つの理由

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ノルマ・目標を達成する際にいつまでの時期に何をして、その後どうするかというプランニングをする人は多いだろう。しかしながら戦略を立ててはいるだろうか?

 

ここで言う戦略とは

現段階で想定できる選択肢を列挙しその中での最適な結果を得るものを選び取ることだ。プライングをする際に一つの目標を立てていどむことは戦略的ではないと言える。その目標達成の道中での自分の行動や成長がどう生きていき,目標外の何に影響するのかも鑑みて上で最適な行動を選択するのが戦略的な人間だと思う。

ここで重要なのは「列挙すること」だと思っている。

 

僕の場合だと海外の大学院進学を大目標にプランを立ててきた。

そのために必要な英語・経済学の学習を当然してきたが、その学習の途上でもちろん就職や公務員などの選択肢もある。英語や経済学の学習を「就活用」「院進学用」「公務員用」などと別個の物として考えるのではなく、その3つに共通してプラスになる物にしておけば保険が利くことにもなるし、もし自分の興味関心が変わった時に移行しやすくなる。こういう意味で前もって「戦略的に他の選択肢を最初に鑑みて行動を選択すること」は結局最大のリスク削減になると考えている。

 

そんな戦略的な行動は以下の3つの利点がある。

① 想定内想定外

先に網羅的に自分の行動を列挙し、その結果に思いを張り巡らせておくことで予想できたこととできなかったことの区別を明確化することができる。この予想外の部分が重要だ。予想できなかったということはその部分に関して自分の経験値が浅かったことを意味する。対応が必要だ。しかし想定できたことに関してはもはや対応やもういちど考え直す必要がない。Try and Errorの時に全てを見返す必要がなく手間が省けるイメージだ。

 

② モチベーションのコントロール

プランニングを立ててもうまくいかないことが多い。それは「高く見積もりすぎ」という問題、つまり期待値が高かったということになる。人間はうまくいかないと挫折しやすい。特に自分がこれだと決めた分野でだとなおさらだ。そのような場合でも最初に戦略的に考えて「進度にずれがあった」場合でもその場合の代替案を最初に用意しておくことで「想定内」にしておけば「先に読んで」予定を立てていたことで挫折ではなく変更というステップにうまく流れることができる。挫折してしまうとその復活に時間がかかるが、戦略的に動くことでこのように自分のモチベーションをコントロールすることができる

 

③ ぶれにくい

先に戦略的にプランを立てておくとぶれにくくなる。理由は簡単で「うまくいかない状況を想定してでも立てた目標」は達成したくなるからだ。気をつけるべき点や課題が明確な上でならば相当なことがないと目標をもはや変えないだろう。

 

小さなことでぶれない自分になるためにも最初に選択肢を「列挙すること」を覚えてほしい