競馬に詳しくない人のためにJRAの後藤浩輝騎手がいかに凄い騎手であったのかをまとめておく。

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僕は競争ごとが好きで、競馬をスポーツとしてよく観戦している。

競馬に関して賭け事のイメージとかであんまりいいイメージ持ってる人も少なくないと思うが、昨日亡くなった後藤浩輝選手がいかに凄い選手であったのかをこの記事の中でお伝えできれば嬉しい。

 

JRAの騎手になることの難しさ

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まず伝えたいのはJRA(日本中央競馬会)の騎手になる自体、非常に難しいということだ。

競馬の騎手になるにはまず競馬学校に入らなければならない。

 

wikiによると

日本中央競馬会 競馬学校(にっぽんちゅうおうけいばかい けいばがっこう)は、千葉県白井市にある、日本中央競馬会(以下「JRA」)の騎手および厩務員の候補生を育成する機関、および施設である。「学校」という名称ではあるが、あくまでもJRAに付属する教育訓練施設であり、学校教育法に規定される専修学校各種学校ではない。

 

と紹介されているが、その倍率は

募集人数は毎年15名以内、という限られた募集定員に応募者が殺到し、倍率は30倍(合格は30人に1人)にも上るといわれています。

騎手過程の合格倍率|競馬学校の入学試験

 

となっています。

そうです。30倍なんです。

大体15名程度が受かるので500人くらい受けるんですね。

特に後藤選手が競馬学校に入った90年代は競馬ブームのため

700人を越える応募者がいたとされています。

 

さて、そんな競馬学校ですが入ることの難しさもいざ知らず、でることも難しいのです。

 

付いていけない生徒が退学するケースが少なからず発生する様になる。(中略)この様な状況の末、2008年3月の騎手デビューは僅か3名という事態に

 

という時期すらあるのです。

そんな中、競馬には地方競馬と中央競馬(JRA)があり

よく人気な馬が走ってるメジャーな方がJRAになるのですが

後藤浩輝騎手はこのJRAの騎手にだったということです。

 

JRAの騎手のうちでもエリート騎手だった

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そんな高倍率の門をくぐってなったJRAの騎手

JRAが公表している選手名鑑によると現在136名います。

そんななか後藤選手は以下のような成績を残しています

 

・JRAの関東リーディングジョッキー(2007年)

・GⅠ5勝

・通算成績1447勝

 

まずリーディングジョッキーについてですが

ようはその年一番戦績の良かった騎手です。

中央競馬の関東の騎手の中で2007年最も優秀であったのが後藤浩輝騎手

 

つぎにG15勝ですが、G1は競馬の中でも最もグレードの高いレースとなり

優勝賞金は1億を越える物もあります。

そのようなレースにおいて過去5回優勝を果たしている。

 

そして何より注目すべきは通算成績1447勝でしょう。

歴代騎手で通算1000勝以上果たしたのはわずか29名

その中でも後藤騎手は歴代16位の勝利数を誇っていました。

 

後藤騎手のG1勝利シーン

後藤騎手のG1勝利シーンがすでにYoutubeまとめてられていました。

競馬 後藤浩輝騎手 G1レース全5勝 動画 - YouTube

 

 

一流の騎手として輝かしい戦績を残した後藤騎手。

競馬を賭け事としてでなくスポーツとして楽しむ僕は彼をアスリートとして尊敬します。

 

 

ご冥福を祈りつつ