大学4年生の時、進路に一瞬だけ官僚という選択肢が急浮上した話。①

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留学をおえて

別の記事で触れる予定だけども僕は大学3年生の後期に英国に半年間留学した。日本に帰ってきたのは3年の終わる12月で、同期で周りの人たちが就職活動で急がしそうにしている中僕は3ヶ月ほど実家に帰って読書と好きなこと勉強し、がっつり昼寝という最高の人生を送っていた。大学院進学をしようと考えていたのでそのときは統計学とか数学をちょくちょくやっていた気がする。

 

国家総合職受験のきっかけ

4月から始まる大学4年目にむけて借家選びなどのために早めに東京に戻った。その時、中学時代からお世話になっていた一つ上の先輩が卒業ということで3月の30日ぐらいに東京を離れる前に一緒に食事に行こうという話になった。本当にお世話になった先輩で申し訳ないことに大学時代は学部も異なりなかなか関わる機会がなかったため時間を割いてもらえたことは嬉しかった。

その時進路の話になり、その方が大学時代に官僚を目指していたことを知った。結局公共政策大学院に進学されるとのことだったけども、高校時代から英語に堪能でアメリカ留学もしてそういうことに興味の合った先輩だから外交に興味が合ったらしい。「そういう選択肢もあるのかー」とかなり新鮮な気分で大戸屋でご飯を食べながら談笑していたら不意に

先輩:「4月末に試験ががるから受けてみたら?」

と言われた。

 

僕:「ふぁっ!?」

でしょふつう。

僕:「法律なんて勉強したことないですし、官僚の試験ってむずかしいってききますよ…。受かる気がしませんよ…。」

って僕がいうと

 

「数年前までは国家一種って区分でいろいろ受験科目があったんやけど、国家総合職って名前が変わって制度も変わった。で、内容としては基礎能力試験と専門科目、論文、面接だけ。経済学得意やろ?基礎能力試験も英語と数学をやってきたお前ならそんなに苦じゃないと思う。」

と返され、

「じゃぁ書店にいって過去問見に行きましょう。」

ってことで見に行った。

 

僕はそれまで経済学検定試験というのを受けていたり、TOEFLの勉強もしていた。

また大学院進学を考えてある程度ではあるけど文系にしては数学もかじっていた。

基礎能力試験の方の数的処理は得意な感じの問題だったし、英語もいけそう。

その他の知識問題がさすがに辛いなとも思った。専門である経済の方は経済学検定試験っぽくて行けそうだな。

 

僕:「試験料いくらですか?」

先輩:「公務員試験はただで受けれるで。」

僕:「受けます。」

 

こうやってひょんなことから一回も考えたことのなかった公務員試験受験を受けることとなった。