大学人生の3割をTOEFLにもってかれたある人の記録。〜大学一年目編〜

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TOEFL怖い

何度でも言おう。僕はTOEFLが怖い。TOEFLは留学にいくために必要な試験だが、Ph.D留学をしたいと思っていた僕は大学一年生からTOEFLで100点を取ることを目標に勉強を始めた。大学一年生の僕に出会うことができたら「お前に英語は無理だ。」と言ってやりたいくらいこのTOEFLに時間をさくことになったのでその記録をとどめておきたい。

ネット上にもTOEFL対策とかいろいろでてるけども、まぁ勉強内容とスコアの変動も見ていろいろ感じて参考にしてもらえればと思う。

 

僕はTOEFL iBTを10回以上くらい受けた

ぱっと見たやつは「何だいいじゃん」って思うかもしれない位のスコアはとったけどそのスコアをとるために払ったコストには全く見合ってないことを伝えたい。

まず知って欲しいのは僕が高校時代最も嫌いだったのが英語であり、苦手意識満載だったことだ。しかしながら大学進学の際に高ぶるやる気のせいで「英語頑張る!」ってなったため入学後から英語のクラスをとりまくり独学もした。以下は時間ごとにその記録と勉強法を晒す

 

入学してから

花の大学一年生!って言うのはよそ目に僕は勉強するんだと勝手に燃えていた。

入学したての4月に受けたTOEICは435点、TOEFL ITPは493点だった。

仮にも受験勉強を一生懸命やったのにこの点数はやはり苦手の一言に尽きる。

一応言っておくと受験時はセンターで170点という何とも言えない点数だった。

それでも英語嫌いな自分からしたら暗記を中心に頑張った方だと納得していた。

TOEICTOEFLのスコアをもとに僕がとりあえず目標にしたのは

「大学派遣の交換留学」だった。

競争率が高くスコアも要求されるが、勉強の目標に格好だと思い目標に設定した次第だ。

入学後最初のセメスターは英語のクラスで6単位分履修し適当に独学をした。

 

結果として7月に受けた学内のTOEFL ITPのスコアは503点

 

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夏休み!

とりあえずこのままではまずいと夏休みに学内の1週間で徹底的にやるらしいTOEFL講座に申し込み、それが終わったあとの3週間で専門のミクロ経済学マクロ経済学の洋書を2冊読み上げた。そん時使った本が下の3冊

 

問題自体は本番より簡単めなので最初の一冊にオススメ

Longman Preparation Course for the TOEFL Test Preparation Course: iBT (2E) Student Book with CD-ROM, Answer Key & iTests

Longman Preparation Course for the TOEFL Test Preparation Course: iBT (2E) Student Book with CD-ROM, Answer Key & iTests

 

 

 ミクロ経済学の本ポールクルーグマンはアメリカでも有名な経済学者!

Microeconomics

Microeconomics

 

 

 クルーグマンのマクロの方!分かりやすい解説。英語なので時間はかかった。

Macroeconomics

Macroeconomics

 

 

さて、これで一気に「Reading能力」だけをあげた僕が夏休み明けに受けた

学内のTOEFL ITPで 537点を取った。

欲を言えばもちろんもっと欲しかったけど4月から7月で10点しか伸びなかったことを考えればよく頑張った方だと思う。

ここで分かったことは「やっぱ英語ってなれっつーか毎日やることと量だわ」だった。

 

10月末の初IBT!

さて、若干の成功体験をもとに調子に乗った僕は自分なりに

下の2冊を使って勉強

 

定評のある単語帳

TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

 

 

公式問題集 

Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM, 4th Edition (Official Guide to the Toefl Ibt)

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  • 作者: Educational Testing Service
  • 出版社/メーカー: McGraw-Hill
  • 発売日: 2012/08/08
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その流れで10月末に人生発のiBTを受けた。(地獄の始まり)

初iBTの感想は

「I live in Tokyo.」「長い。」「頭痛い」「見ては行けない世界をみてしまった」

という完全に打ちのめされた(気がついたら家のベッドで寝てた。)

その結果が10日後くらいにきて74点というスコアだった。

 

「ITPのスコア的に妥当というか、伸びてなくね?」

このころの僕はまだ公式の換算表を信じていたピュアな青年だった。

(※TOEFL ITPとTOEICとIBTの換算表ほど役に立たない物はない)

 

闇にとけ込む2回目の受験!

ここら辺からターボがついて一気に英語の勉強に傾いた。

というか嫌いな物を無理してやってたので続けてやらないとすぐ逃げそうで我慢してた。

 

前回の敗因は慢性的なリスニング力の欠如にあると悟り1ヶ月間毎日2時間下の参考書でShadowingを敢行

 

改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600(CD BOOK)

改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600(CD BOOK)

 

 

もはや怖い物など何もないという状況で受けた2度目のTOEFLのスコアは

76

すぐに12月末の試験を申し込んだ。もうこれで6万円の課金である。

 

一年次最後のIBTやいかに!?

正直この間やったことはShadowingと3800の単語を覚えつつ

TED: Ideas worth spreading

SpeakingとWritingを大学の先生に添削してもらいつつ


TOEFL Speaking Question 1 and 2 NoteFull Tips ...

 

上記の動画集(notefull)を見ながら対策した。

 

結果3回目のTOEFL IBTは79点

伸びねぇ!!!!!!!!!

 

こうやって僕の大学一年目は幕を閉じた

 

 

 

大学2年生編に続く… 

 

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