面接は楽しむもの

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面接は壁?

多くの人にとって進路がかかっている面接は緊張する物だと思う。大事な面接の前の日はうまくねつけないという人もいるだろう。少しでも不感感を拭うためにググったり講座で対策する人もいるのが一般的なんだろうと思う。そんな人の中にはネットに書かれている通りに武装しまくって「よくあるテンプレート」を作っている人すらいるので非常にもったいないと思っている。僕にとって面接はそういう物ではなかったので、少しその話をしたい。

 

面接は楽しい

楽しい理由としては3つあって①自分 ②相手 ③その団体 についてより知ることができると言う点だ。

自分を知れる

面接をする前に自分がどういう人間なのか考えると思う。しっかり考えて「これだ!」と思ってもうまく伝わらないこともある。面接中の伝わらなかったところで相手の返しを聞きながら「そうか、そこらへんの自己分析が甘かったな」とか「もっと自分という物をうまく伝えるためには言葉を選び直す必要がありそう」とか考えて勉強になる。

そのなかで、自分の言いたいことではなく自分にとって「何が幹」なのか探れる。これは進路を考え直すチャンス+やりたいことも再考するチャンスだと思うので僕は無理に相手に合わせず「相手から自分の知らない自分を引き出す」ことに注意している。

 

相手を知れる

面接では自分をどう伝えるかだけでいっぱいだという人もいるかもしれないけど、先ず以てリラックスしてしゃべればただの雑談だ。となると「相手の話をしっかり聞いてるか?」って言うのも大事。相手が話した内容から常に相手の考え方のベースになっている物に注意を向けると相手の人生観を垣間みれる。その上で話してて自分にとってストレスがあるか無いか。つまり合うか合わないかを考える。合わない人間とわざわざしゃべることなんて数少ないけど、だからこそ腹を割って話をしてみると知らないことを知れる。

面接ではないけど昔僕が話した相手に「外資金融で働く」と言ってた人がいた。

ぼくが「なぜ?」と聞くとその人は「お金が欲しいから」と答えた。

そこで「(んー。あんまり考え方合わないなぁ。好きなタイプではない。)」と思ったけど、もう少し頑張って「なんでお金が欲しいの?」と聞くとその人は

「自分は親にたくさんお金をかけて育ててもらった。その恩返しを子供にしたい」

 

(それ先に言えよっ!)

 

って思うと同時に「相手の考えの根源」を聞くこと、つまり「相手に興味を持つこと」の重要性を感じた。

 

その団体について知れる

面接をするということは何らかの団体に入るかどうかの選抜なことが多い。その上で、相手と仲良くなれたらその団体の今の課題とか聞いてみるといい。ぶっちゃけた話で聞けるとかなりいい雑談ができた証拠だし、その情報をもとに参加するか考え直せる。あくまでも自分は選ぶ人間だというスタンスで行くと自然とできることだけど視野が狭くなっていると難しいと思う。

 

楽しめない人がやってる良くないこと

面接を楽しめない人は上のことではなく、「どうやったら面接通るか?」を考えてる。

結果対策しまくってガチガチ武装。論理的に話せるのはいいけどなんかその人が見えてこない。

または、自分のことは伝えるけどこっちに興味を持ってこない。こういう人は話しててつまらない。僕は面接官に自分の話をさせたら価値だと思ってる。それは面接官が僕に「自分の考えを共有したい」と思っている証で、これはある種の好意的な証だと捉えている。

 

あと、「嘘をついている」てのもよくない。

自分を良く見せたくてとってもいないスコアややってもいないこと。誇大表現を使うと「すごいね〜」とはなるけどそえ以上でてこない。それやって無理矢理造った自分像なんてほころびがあるのですぐ突っ込まれるに決まっている。

それよりも背伸びせずに「僕はこんな人間でこういうことがしたい」って普通に話してくれる素直なこの方がよっぽど好印象だと僕は思う。

 

 

持論

上のよくないことをまとめると、面接では常に

・誠実さ

・自分と相手の思考がなぜ違うのかに興味を持つ

・相手から何かを学ぶ 

ってのがキーだと思っているし、実際これができると凄く楽しい時間を過ごせる。

やっぱり人と仲良くなれると気持ちがいい物で、相手のことを知ろうとして相手がそれに気づくのも楽しい。

 

実は最高の面接対策(と思う)

面接では人を見てる。

一緒に働きたいか?こいつはウソつくようなやつなのか?見えはるやつなのか?

こっちに興味のないやつ(いろいろ調べてない)とかはもってのほかだよね。

 

しかも面接は自分の取捨選択の一つになる。

しっかり調べないなら興味がないってこと。

合わないなら入ってからもそうってこと。

嘘をつくなら入ってからも嘘をつく、つまりその団体とはいい関係がいつか崩れる。

 

 

「ストレス無いやりたい仕事を探すために」

また「自分に正直に生きるために」楽しい面接を心がけてみてくれたら非常に嬉しい!