【初級マクロは】初級マクロ経済学 参考書 おすすめ【暗記だけじゃない】

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はじめに

 

速習!マクロ経済学―試験攻略入門塾

速習!マクロ経済学―試験攻略入門塾

 

 

初級マクロ経済学の参考書を紹介していきます。

マクロ経済学を初めて勉強する人のためですので

1)日経新聞などで経済ニュースを理解したい。
2)公務員試験のとっかかりに
3)学部の授業の副本

あたりを意識しています

 

上記の本はその点とてもまとまっていますし、

さらっと読めて全体像が見えることでしょう。

自信を持ってお勧めします。

 

また、読み物として非常にためになるのはこの本

 

父が息子に語るマクロ経済学

父が息子に語るマクロ経済学

 

 

 

マクロ経済学を学ぶ上で意識すべき点を分かりやすく噛み砕いて語ってくれています。

 

マクロは暗記?

 マクロ経済学を勉強する上でどうしても用語が多くなってしまうので

最初の方は暗記のように感じてしまうでしょう。それは仕方がありません。

しかし、暗記だけでは理解がどうしても進みません。

・なぜGDPが必要なのか?

・なぜIS-LMという分析をするのか。

という風に「目的を常に意識しないと路頭に迷います」

 

マクロ経済学はよく

「突然起きたショックによるの波及効果」を評価したいわけです

 

例えば

① 同時多発テロが起きたら国内の失業率はどうなるのか?

② その時政府は経済政策としてどういった行動をとるべきなのか?

③ 実際に下政策のいい点と悪い点の評価

 

というのが目標な訳です。

この目標を達成するためには多少事前準備が必要な訳です。

 

「何を持って国の経済が”よくなった”とか”わるくなった”っていうの?」

というところから

GDP(その国で一年間に生産された者の価値の合計)

という指標を作ってこれを基準に考えようとしたわけです。

 

もちろんこれで「本当に」国の豊かさがはかれるの?正しい基準なの?

と考える価値はあります。

しかし「何らかの基準を持たないかぎり比較ができない」わけですから、とにかく比較をするためにおいた設定ということなんです。

 

このように「なぜ?」と考えながら学んでできるだけ暗記ではなく

その言葉が必要になった意味

を考えるとマクロ経済学は経済を見る視野を広げてくれるでしょう。