Twitter 市場均衡 Part1 30分講義まとめ
【市場均衡①】
市場均衡とは「需要と供給が一致している」ところです。図では、需要曲線と供給曲線が描かれていますが、この2つの曲線が「交わっている点」が市場均衡が成り立つ点(均衡点)ということになります。 pic.twitter.com/FrHCsT5Fvu
— 公務員対策(経済) (@taithon_econ) 2015, 1月 26
【市場均衡②】
さて、この市場均衡点での価格を均衡価格、量を均衡産出量などとよびます。 均衡点とは「その点にいるのであれ他のところに動くことがない」ような点です。市場においては需要と供給が一致している時、他のところに動くことはないということになります。
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【市場均衡③】
この均衡に関わるもので公務員試験でよく問われるものとして 1.ワルラス調整過程 2.マーシャル調整過程 3.クモの巣調整過程 があります。今日はこれに関して学んでいきましょう。
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【市場均衡④】
それぞれの調整過程の話をはじめる前に、「もし均衡点以外に今いたら」ということを考えたいと思います。 このような時、均衡点に向かおうとする力が働くのであれば、「安定」 働かないのであれば「不安定」といいます。試験では「安定的な物と不安定な物が見抜けるか」が重要です。
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【市場均衡⑤】
その不安定か安定かの見極め方は今日の最後に紹介するとして、とりあえず今は安定的な場合どういう「力」によって均衡点に向かうのかをそれぞれ見ていきたいと思います。
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【市場均衡⑥】
ワルラス調整過程とは、ある価格が与えられた時の需要量と供給量を比べます。図を参考にしてください。このとき、価格が均衡点よりも高いと「需要よりも供給の方が多い」ということになり「超過需要」つまり「売れ残り」が発生します。 pic.twitter.com/gzp9dYZSgu
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【市場均衡⑦】
売れ残るくらいなら安くして「叩き売り」したほうがましですよね?だから価格を下げようとします。すると、より低い価格では「先程よりも多くの需要が発生して、より少ない供給」となります。このようにして、均衡点より価格が大きいところでは均衡点になるまで「売れ残り」によって
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【市場均衡⑧】
価格が下落していくことが分かります。
逆に、均衡点よりも価格がひくとします(先程の図でP1の価格帯)。
このときは「お買い得」な訳ですから需要が大きいです。
一方「安すぎてそんな価格じゃ売れないよ」って思う生産者も多いため供給の方が少なくなります。
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【市場均衡⑨】
このような時、「超過需要」が起きていると言います。ようは「売りたい人より買いたい人の方が多い」です。売り切れ続出なほどなわけですから、売る側からすると「もっと高くても売れるんちゃうん?」ってことでどんどん値段をつり上げて均衡点に向かうということです。
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【市場均衡⑩】
ワルラス調整過程は「ある価格」から始まって、需要と供給量の差を見て「価格が動く」ので、「価格調整」と呼ばれます。
一方このあと紹介するマーシャル調整過程は「ある数量」から始まって「需要者と供給者の価格」を比較して「数量調整」するのです。
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