都庁Ⅰ類A 専門 経済原論対策
都庁の経済原論対策に関してのお話です。
まず都庁Ⅰ類Aでは専門論述で
公法・民事法・経済原論・公共政策・財政学
の5科目のうち一つを選択して問題を解きます。
まず最初に断っておきたいのは、おそらく経済原論に関しては
「国家総合職の専門論述と同等かそれ以上に難しい」
と感じるかもしれないということです。
どちらかと言うと院試に近い形をしていますね。
ほかの公共政策や財政学がまさに論文型の問題なのに経済原論は
「the 数式問題」
って感じです。
しかしながら、いやむしろだからこそ
「ある程度経済学が得意だと思える人はこの科目を選ぶといい」
いえるかもしれません。
特に経済系の問題が出る院試も視野に入れつつ公務員を目指す人は特にです。
というのは論文系と違って
「必ず唯一の解がある」
というのが分かりきっているからです。
計算問題は解けば必ず一つのこたえにたどり着きます。
一方、論文だとこたえる人によって異なりますし「目に見えて他の人より高得点」
というのはおきにくいです。
具体的な対策本としては
※誤字脱字多めなので筆者HPで確認のこと
マクロ経済学―動学的一般均衡理論入門 (Minervaベイシック・エコノミクス)
- 作者: 林貴志
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2012/05
- メディア: 単行本
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※誤字脱字多めなので筆者HPで確認のこと
などが良いと思われますが、全てを理解する必要はありません。
あくまでも典型である
・マクロモデル
・効用最大化問題
・二期間モデル
・公共財
・エッジワースボックスとパレート最適
・独占、寡占
あたりをやればいいでしょう。
都庁のマクロの問題は「ミクロの延長」にある(学部より)比較的新しいマクロモデル
です。
ですので「ミクロ経済学が強いかどうか」が重要になってくると思われます。