総合職合格最短ルートとは? 〜前提知識編〜②
今回の話のポイント
⑴ 総合職の対策は専門科目と数的処理・英語だけやるべき
⑵ 一年間で十分合格できる
前回は実質倍率が5倍だと説明した
今回の話では実際にその中でどう最終合格するのが最短かつ確実か?というのを見ていきたい。
巷では「国家総合職は難易度も高く範囲も膨大」など言われることもある
以下試験科目をざっと列挙してみた
1次試験(択一問題)
教養科目 法律、経営、経済、文章読解、数的処理、英語、その他の知識問題科目
専門科目 ミクロ経済学・マクロ経済学、計量経済学、財政学、金融論、国際経済学等
2次試験(論述問題+面接)
政策論文 与えられた資料とグラフをもとに問いに対して2000文字で答える
専門論述 経済原論・財政学・経済政策・公共政策A・公共政策Bのうち3科目
人事院面接 事前に配られた面接カードに志望動機とか記入して面接
こうやってみるとかなり試験科目があるように思える。
各分野の配分に関しては下のリンクを参照して欲しい
さて、仮に各予備校に申し込みをするとフルセットで教材が送られてくる。
それを全てやらないと受からないのか?
答えはNO
この試験を受ける上で対策すべきなのは
一次試験
教養 数的処理・英語
専門 ミクロマクロ
専門論述 経済原論(実はミクロマクロ)
ということで、数的処理と英語とミクロ・マクロだけ対策すればいい。
もしこれを読んでる君が1年生2年生でまだ対策する時間がたっぷりあるなら
次の明確な指標を与えたい
① TOEIC 730点
② 経済学検定試験 ミクロ・マクロ 500点満点中350点
もし君が上記の結果を出したなら、おそらくその時点で国家総合職の合格ラインに乗っている。
では
⑴ なぜ上の対策だけで合格できるのか?
⑵ なぜ予備校は網羅的に教材を送りつけてくるのか?
についての解説を次回の記事でやりたいと思う。