総合職合格最短ルートとは? 〜前提知識編〜①
勝負するにはまず敵を知る必要がある
国家総合職についての基本的な知識を管理人独自の視点で解説していくのがこの前提知識編
「既に十分知っている」という人は後日「対策編」を更新する予定ですのでそちらを待っていててね
国家総合職とは旧国家一種であり、いわゆる官僚になるための試験で
一般的に下のようなサイトで難易度は高いと言われている
本ブログは経済職に限定してるので、その合格率などを見ると
前回の試験、平成26年度では
申込者数: 2216
第一次通過者: 487
最終合格者: 259
となっているのがわかる
つまり「1次試験の合格率が約20%、2次試験を通過できるのがその中の半分」
ということで10人に1人が合格する試験
よくいわれるのが「受験者自体が高レベルなので合格率よりも厳しいテスト」などと言われて司法試験や公認会計士と並んで恐れられている(?)試験という印象かな
しかし、そんなことはない
この受験者の中の"半分"ほどが先ず以て記念受験組という事実がある
もういちど上を見てもらうと
申込者数:2216
となっていることに気がつくかと思う
そう、「申し込みだけして受験していない人」が実は結構いる
どうしてそう言うことが起こるかと言うと公務員試験は受験料が無料だから申し込みはしやすい、
しかし申し込みはしたけど大した努力もしてないし…って人がたくさんいるので
当日試験会場にいってみると
「2〜3割の席が埋まっていない」
という状況になる
さらに、これは僕が予備校で講師をした経験があるため知っているんだけど
① 各予備校が、問題が欲しいためバイトに仮面受験させている
② 本当の記念受験組
③ 実は他の公務員試験が第一志望であって4月の早い時期にある試験だから「腕試し」で受けたメンバー
なんかがかなりいる
特に③に関しては総合職向きの対策をしていないから、
優秀なメンバーは合格するかもしれないけどほとんど落ちる
このような状況を鑑みて、
「国家総合職の”実質”的な倍率は10倍ではなく大きく見積もっても5倍程度である。」
ということになるというのが分かってもらえると思う
それでは、この試験に合格するにはどうすればいいだろうか?
次回の記事では総合職経済区分の試験科目の解説をして
「どの科目を勉強するのが肝なのか」
を解説していくので是非そちらを参考にしてほしい。